アルバイト・パートを始める前に知っておこう

派遣会社を通したアルバイト

 

 

 

最近良く耳にする雇用形態に「派遣」があります。派遣は、正社員、アルバイト、パートとはまた別の雇用形態で、派遣会社、派遣社員、派遣先の企業の3つで契約が成立します。

 

 

派遣とアルバイトの最も大きな相違点は、アルバイトが雇用主と直接契約を結ぶのに対して、派遣は派遣会社と契約を結び、派遣会社からの派遣社員として、派遣先企業で勤務しているということです。つまり派遣社員の給料は派遣会社から支給されることになっているのです。ただし派遣のアルバイト、と言うことも実際には存在しています。

 

 

派遣には大きく分けて「常用型」と「登録型」の2つがあります。アルバイトは後者の「登録型」に含まれます。これは、あらかじめ派遣会社に登録をしておいて、企業からの求人があった場合に、派遣会社からアルバイト先に通うと言うもので、パソコンの高度なスキル保有者や、イベントコンパニオンの経験者、語学力など、ある程度の専門的な能力が備わっている人材が急遽必要である場合などに役に立ってくれます。

 

 

従って、どちらかと言うと事務系の登録者が多くなっています。企業としても派遣会社を通しての採用であれば、ある意味信用がおけますし、派遣会社としても信用のためにいい加減な人材は紹介できない、という両者の思惑もあって、一定のレベルの人材確保には最適だ、とも言えるでしょう。