アルバイト・パートを始める前に知っておこう

派遣社員の時給

 

 

 

派遣社員の場合、アルバイトよりも時給はかなり高く設定されています。しかし年々派遣社員の時給は下がってきているのが実情です。物価が上昇を続ける中で時給が下がってきているという現実は、非常に厳しいものとなっています。なぜこのような事態になってしまっているのでしょうか。

 

 

ここ数年顕著になってきている派遣社員の賃金低下の主な原因は、社員を募集している企業が実利を上げるため、コスト削減に取り組んでおり、人件費という面から、どうやって安い人件費で労働力を得るかということを模索しているからだ、と言えるでしょう。そうなってくると入札と同じで、派遣会社も社員の時給の値下げ競争に参加せざるを得なくなってしまいます。その結果、派遣社員の時給は下がり続けているのです。

 

 

長期に渡って仕事をしようと思うならば、やはりボーナスや退職金などがある正社員としての契約を目指すべきでしょう。もちろん、以前と違って大企業といえども倒産の危機は常にありますし、ボーナスがない企業や、残業代をほとんど支払わない企業も存在していますので、正社員だから安心だと言うわけではありませんが、身分や収入に関して言えば、ある程度は保証されています。

 

 

余談ですが参考までに、派遣であっても体力に自信があって時間的に余裕があれば、毎月の残業時間が20時間程度という企業で勤務をすれば、収入と言う面だけはカバーできる計算になります。