アルバイト・パートを始める前に知っておこう

アルバイトの労働時間について

 

 

 

アルバイトをする時に、労働時間と言われるものは、休憩時間を除外して、原則、1日について8時間で1週間になると週5日間の労働で8×5=40となります。さらに40時間を超える労働をさせることは禁止されています。

 

 

しかし仕事の内容や進捗状況によっては、この40時間という規定以内では、業務をスムーズに行えないこともあります。その場合には定められた時間を延長しての労働となりますが、この労働が「残業」と呼ばれます。アルバイト労働者に対しての残業はあまり奨励されてはいないのですが、やむをえない場合も考えられ、その対策としてさまざまな制度が設けられています。

 

 

例えば、業務内容によって、忙しい時期とゆとりのある時期の差が大きい場合には、仕事の密度によって、労働時間の配分を決めることなどができるのですが、多くの職場が、ゆとりのある場合には正規の従業員でやりくりをして、繁忙期にのみ短期のアルバイトを募集する、という形をとって人件費の削減に努めています。

 

 

またアルバイトに限らず、年少者については深夜労働も禁止となっています。これは2段階に別れており、15歳未満の児童の場合、20:00~翌朝5:00、18歳未満の未成年については22:00~5:00の時間帯の労働が禁止されています。


これはアルバイトはもちろん、中卒・高卒で正社員となって就職している人々にも適用されます。

 

 

しかしこれについても、たとえば自宅で小売業を営んでいるケースなどに、その家の児童が店番をする場合は、アルバイトの深夜労働となって規則違反になるのか、等若干の問題は抱えています。